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2014年 ワールド・サイト・デー

世界の中途視覚障害者の多くが、失明を予防することが出来た筈です。
失明の原因となった疾患の80%は、保健サービスや栄養がきちんと利用・摂取できていれば、防ぐことができたものです。
白内障の手術をすれば、失明せずに済んだ筈です。
だから、この80%を、ゼロにしたいのです。

バングラデシュのような途上国では、高齢者の白内障が多発していますが、失明を防止するにはお金が必要です。
でも、そんなお金が無い人が大半で、視力を回復することができません。
保健医療を提供する方が、失明した人の支援より経済的な負担が少ないので、今の状態は本当に残念です。
貧困と障害の連鎖にも繋がります。

トラコーマも治療しなければ失明に繋がります。
また、村落の中ですぐに伝染します。
幸い、早期治療で治癒可能で、薬と衛生を保てば予防も撲滅も出来ます。
21世紀なのですから、トラコーマで失明する人なんていてはいけない筈ですが、専門的な保健師へのアクセス不足で、アフリカや、オーストラリアの先住民の中にも、トラコーマが未だに存在しています。

WBUでは各国政府に対し、人々が疾病で失明する前に、疾病の診断や治療が出来る眼科や保健の専門家を養成するよう、要望します。
保健サービスへのアクセスは人権問題ですし、国連障害者の権利条約第25条にも謳われています。
目の健康問題を一般の保健サービスに入れる必要があります。
目の疾患や障害に関するデータ収集も急務です。
貧しい人たちの治療を妨げるような経済的・社会的バリアを無くすことが、予防可能な失明を削減することになります。

(翻訳:田畑美智子)


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by welblind | 2015-01-29 18:16 | WBU