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WBU新スタッフ

世界盲人連合は新しいスタッフ3名を任命しました。
スウェーデンよりハンス・ジューリン・ラグレリウス(Hannes Juhlin Lagrelius)氏、セントルシアよりジェシカ・カシア・ジャコビー(Jessica Kashia Jacobie)氏、フランスよりベンジャミン・ダール(Benjamin Dard)氏です。

c0352179_12030881.jpgハンス・ラグレリウス氏はプログラム担当官(スマートシティ・イニシアチブにおけるアクセシビリティ)として2019-2020年の2年間、アフリカ盲人連合(ナイロビ)に駐在






c0352179_12055714.jpgジェシカ・ジャコビー氏は国際障害者同盟(IDA)フェローシップ・プログラムの支援を受け、フローレンス・ンダジーレ氏(ウガンダ)の後任として人権担当官をつとめます。






c0352179_12061740.jpgベンジャミン・ダール氏はCBMインターナショナル及びWBUを含むパートナーのアクセシビリティとユニバーサルデザイン担当テクニカルアドバイザーとして、WBUのアクセシブル・スマートシティ・イニシアチブに貢献します。










# by welblind | 2019-02-05 12:10 | WBU

e-bulletin No.15

WBU e-bulletin No.15(2019年1月号)が発行されました。

主な記事内容は
・国連総会で『世界点字の日』を採択
・ヨーロッパ盲人連合(EBU)報告:点字教育と識字
・WBUアジア太平洋地域 女性フォーラムモンゴルで開催(9月8日 ウランバートル)
・国連開発プログラム(UNDP) ベトナム初のマラケシュ条約セミナー開催
・セネガルで障害者の政治参加促進プロジェクト
・ラテンアメリカ盲人連合(ULAC)、新機関紙『LATIN AMERICA』発行
ほか

e-bulletin No.15(英語サイトにリンクします)

# by welblind | 2019-01-30 12:11 | WBU

欧州におけるロービジョンサービスの最低基準

こちらの文書は長文のため、
社会福祉法人 日本盲人福祉委員会webページ上にてPDFファイルを公開しています。

お読みいただく場合は、下記リンクをクリックしてください。

欧州におけるロービジョンサービスの最低基準

なお、PDFファイル文中の外部リンクは以下の通りです。

  欧州盲人連合 (EBU = European Blind Union)

  UNCRPD 第26条の全文

また、原文をお読みになりたい方は ⇒ こちら(PDF) へ  どうぞ。


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# by welblind | 2015-02-05 09:05 | WBU

2015年、世界点字の日に寄せて

視覚障害者はここ200年程、点字を使って読み書きを学んできました。
3×2の6つの触れる点で出来た文字システムで、世界の殆どの言語に於いて文字や数字や記号を表すことが出来ます。
世界中の視覚障害者が生活で本を読み仲間と勉学に励むのに、非常に重要です。
点字は15歳の若き視覚障害者、ルイ・ブライユが、1824年に発明しています。
当時、彼はパリの王立盲青年学校に学んでいました。
他の子どもたちのように本が読みたかった彼は、学び易く再生しやすく使い易い、触って分かる文字を考案しました。

視覚障害学生にとって点字は識字と就職への鍵を握っていますが、著作権法によって、学校が教科書を点字や拡大文字にする際、著作者の許可を得なければなりません。
もし視覚障害者のための例外規定が著作権法に無ければ、本や教材へのアクセスが難しい視覚障害学生が教育を受ける際の障壁になってしまいます。
また、例えばペルーの視覚障害関連団体が作った点字の本を、例えばアルゼンチンの視覚障害者に利用してもらうことができません。
各国それぞれが点字や録音図書を製作しなければならないので、コストも作業もダブってしまいます。
点字の教科書が国境を越えることができれば、コストは軽減される筈です。

WBUは長年に亘り、国際団体や世界知的所有権機関(WIPO)と協力し、世界中の知識に対するこうした障壁を取り除くような条約の制定に取り組んで参りました。
その結果、2013年6月、WIPOの会議で、マラケシュ条約が採択されたのです。

マラケシュ条約は国際的な著作権に関する条約で、20カ国が批准した段階で発効します。
締約国は、視覚障害者やその他印刷物が利用できない人たちが利用できる、例えば点字や録音図書の製作に際し、著作者の許諾を不要とするよう、国内の著作権に関する法律に例外規定を設けることが求められます。
更に条約では、点字図書館や視覚障害者支援団体に対し、点字や録音図書を著作者の許諾無しに国境を越えて利用することを可能にします。

これまでのマラケシュ条約署名国は81カ国に上りますが、批准したのは、インド、エルサルバドル、アラブ首長国連邦、ウルグアイの4カ国だけです。
こうした国々は、条約が視覚障害者にとって如何に重要か理解してくれていることに、WBUとしても謝意を表明します。
けれども、本当に条約が効力を発揮するためには、全ての国が条約に批准し、沢山の本が点字や録音図書として利用できる必要があります。
条約に批准した国だけが、こうした点字や録音図書を視覚障害児のために活用できるのです。
ですから、2015年には、是非、世界各国にこの条約を批准して欲しいのです。
WBUのサイトに、マラケシュ条約関連情報を掲載しています。

今年の世界点字の日、皆さんには是非、各国政府に対し、読書をする権利や全ての人の人権であること、そしてマラケシュ条約を速やかに署名・批准するよう訴えて頂きたいのです。

「世界点字の日」は毎年1月4日、点字を発明したルイ・ブライユの誕生日に併せてお祝いしています。

(翻訳:田畑美智子)


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# by welblind | 2015-02-04 18:22 | WBU

2014年11月24日 WBUAP中期総会 香港宣言

2014年11月24日、香港で開催された
世界盲人連合アジア太平洋地域協議会(WBUAP)中期総会の参加者一同は、

1.アジア太平洋地域の各国政府に対し、視覚障害者やその他印刷物が利用できない人たちが文学・文化・教材等が完全に利用できるよう、可及的速やかにマラケシュ条約を批准するよう求めます。

2.視覚障害者やその他印刷物が利用できない人たちが情報アクセスを進めるためのアドボカシーを展開できるよう、アジア太平洋地域で国連開発計画(UNDP)と協力体制を構築する機会を頂いたことを歓迎します。

3.インチョン戦略の行動計画推進のために、各国政府によるデータ収集と障害インクルーシブな政策や戦略立案に向けて、開発機関が協力するよう推奨します。

4.アジア太平洋地域内の政府や関係機関に対し、国連障害者の権利条約の速やかな批准と実行ある実施に向けた努力を集結するよう求めます。特に、締約国で国とパラレルレポートを国連に提出したのが全世界で半分に満たない現状に鑑み、独立したモニタリングのメカニズム構築に障害のある人と当事者団体が完全な形で効果的に参画できるよう求めます。

5.女性フォーラムでの視覚障害女性の熱意と決意を受け、国連ESCAP2014年のジェンダー平等と女性のエンパワーメントに関するアジア太平洋政府間閣僚宣言に従い、障害のある女性のエンパワーメントに関するプログラム推進に向けて運動します。

6.アジア太平洋地域の視覚障害青年が抱える問題や機会に鑑み、また中期総会期間中に開催された青年フォーラムに於いて青年層の社会変革や起業家精神が刺激されたのを受け、今後の中期総会でも青年フォーラムを開催すること、WBUとしても国際的な青年サミット開催を検討することを提案します。

7.技術の進歩が社会での視覚障害者のインクルージョンを加速し孤立を解消することから、政府や業界、その他の機関に対し、基本的な技術が視覚障害者に利用でき、アクセスでき、経済的にも手が届くよう、必要な処置を講じることを求めます。

8.視覚障害当事者団体とも連携した形で、ウェブデザインやアプリ、Eラーニングやその他の情報通信技術製品やサービスが国際的に認知されたアクセシビリティ基準を採用するよう、アジア太平洋地域でウェブアクセシビリティに関するキャンペーンを展開します。

9.ファンドレイジングや能力開発の分野で好事例や活動の情報共有化を推進します。

10.アジア太平洋域内の視覚障害者が抱える深刻な雇用問題に鑑み、各国政府に対し、雇用主や社会への啓発、雇用プログラムへの移行、支援機器導入枠組み等、視覚障害者のオープンな市場での就労推進に向けたプログラム実施を求めます。

11.ソーシャルビジネスにより視覚障害者の雇用創出や社会の意識改革、更に視覚障害運動への資金創出にも繋がることから、ソーシャルビジネス推進に関する作業部会をWBUAP とWBU に設置することを求めます。

(翻訳:田畑美智子)


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# by welblind | 2015-02-03 18:20 | WBU